日本の杜神社参拝日記 ☆愛宕神社参拝日記☆

大都会の修験霊山 愛宕神社

平成16年8月4日参拝

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 『愛宕神社』、日本の政治経済の中心地、霞ヶ関にも程近い場所に修験の山があるとは思っても見なかった。
 正直こんな感想である。
 日本三大愛宕の一つはここに鎮座している。
 
 
 
 
 
 
一の鳥居
 
 鳥居をくぐると・・・、思わず絶句するような急な石段、男坂である。
 『出世の石段』といい、正中に架かる鎖を手繰りながら登山する。
 石段は86段に及び、こう配のきつさは修験の山さながらである。
 この石段にはこんな逸話がある、四国丸亀藩の曲垣平九郎が三代将軍家光公の御前で、騎馬にてこの石段
を駆け上がり、国家安寧を祈願し境内に咲く梅を折り騎馬にて下山し将軍に献上した。
 その後、馬術日本一をほしいままにしたそうである。
 この急な石段を見上げると、日本一もうなずける。
 
 
男坂、通称出世の石段
 
 やっとの思いで石段を登ると石鳥居に出迎えられ、山頂に到着。
 
 
 
 
 
 
 
 
石鳥居
 
 境内摂社に太郎坊社がある。
 言わずと知れた、八天狗の一人『愛宕山太郎坊』を祀る。
 愛宕山太郎坊は愛宕神社を守護する大天狗。
 こんな都会で天狗に会えるとは・・・、感激である。
 
 
 
 
 
太郎坊社
 
 『神門』朱塗りが緑に映える。
 徳川の葵の御門が付き、徳川幕府の崇敬の深さを今も伝える。
 
 
 
 
 
 
 
神門
 
 何だか奇妙な形の石が置かれている。
 『招き石』と言うらしい・・・、撫でるとご利益があるのだそうな。
 
 
 
 
 
 
 
招き石
 
 ここ愛宕神社は、慶長8年(1603年)仮殿を建立。
 現在の社殿は関東大震災にあう、東京大空襲による焼失など変遷後、昭和33年氏子の奉納により建立する。
 江戸名所俗謡『お伊勢七度び、熊野へ三度び、芝の愛宕に月参り』とも謡われ、現代でも鉄道唱歌に登場す
るなど江戸時代からつづく、庶民からの崇敬は今だ健在である。
 
 
 
 
 
社殿

御朱印

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