私は現在、年齢三十代前半である、初めて神社に興味を持ったのは今から十五年位前のことで何か |
のきっかけで、地元にあった「代々木八幡神社」に行った参拝したというのでなく漠然と行ったという表現 |
が正しいと思う。 |
そこは、新宿に近い山手通り沿いに鎮座する神社なのだが都会の喧騒とはまったく正反対の雰囲気の |
場所である。 |
外から見ると、なんだか鬱蒼とした森のような雰囲気で、参道の階段を上り境内に入ると、凛とした静 |
かな空気である、参道脇を見ると古びた石像がある、(道祖神なのだが)さらに、小学校で「原始人の住 |
処」と習った地元の遺跡、竪穴式住居遺跡があったり、その当時の私にとってはなんだか不思議な空間 |
であった。 |
なぜ不思議かというと、実は私の実家(というよりは母親)は熱心なクリスチャンで、私は幼いころから |
日曜日は聖書を学び、食事の前には祈り、聖書を基準に物事を決め、道徳基準はそれに従い生活して |
きた。 |
そんな、環境で育ったので当然のことながら、私の親から一番行ってはいけないと言われていた場所の |
ひとつがそこ、「神社」であった・・・。 |
十代後半になると私も、自分で物事を決め自分で行動するようになる、日曜日に聖書を学びにも行か |
なくなり、そのころの自分といえば、ややもすれば退屈な日曜日の説教のトラウマで宗教嫌いだったかな |
とも思う。 |
でも、怖いもの見たさとでも言うのだろうか・・・、「神社」に行ってみたのだ。 |
自分の中ではちょっとした冒険であったのだが、とてもいい経験だった、その後「神社」に興味を持って |
色々と物の本を読み出す、神仏習合という祭祀が過去にあったことを知ると、「代々木八幡神社」の隣に |
天台宗のお寺があるのもよく理解できた。 |
さらに、八幡神社は清和源氏の氏神様と言うことを知る、図書館で読んだのだが氏素性を研究した分 |
厚い本で自分のそれが、甲斐源氏の流れ(清和源氏は甲斐源氏につづく)だと言うことを知る。 |
なんだか出来すぎた話、ややもすればオカルトじみた話に聞こえるかもしれない、けれども本当の事 |
で、私自身のルーツにゆかりを感じたのである。 |
また、原始人の住処と習った(現在の研究では縄文人は高度な文化を持っていたと言うのが定説で一 |
般的イメージの原始人ではない)竪穴式住居遺跡があり、神社があり、それが八幡神社であり天台宗の
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寺がある・・・。
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歴史の変遷を感じる、ロマンがある、冒険映画インディージョーンズ並み冒険譚がある・・・、それが私 |
の神社感であり、杜を愛する理由である。 |
現在私は、埼玉県の南部に在住しているのでドライブ感覚で参拝できる関東圏の杜を中心に、徐々に |
紹介していきたいと思う。 |
このホームページはそんな私の趣味のページであり、自己満足のページである。 |
以上を持って私のプロフィールに変えさせていただき、観光ガイドくらいの感覚でしばしお付き合い願え |
れば幸いである。 |
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平成16年6月吉日 私こと管理人 Jaian
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