日本の杜神社参拝日記 ☆久伊豆神社参拝日記☆

平成16年6月9日参拝

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 元荒川を渡り、天獄寺脇に木々に囲まれた一の鳥居がある。

 一礼して石造りの鳥居をくぐる。

一の鳥居

 

 一の鳥居から二の鳥居へ。

二の鳥居

 

 参道はよく整備されている。

 参道脇にいろいろな花が植えてあり、丁度紫陽花の季節である、紫が眩しい。

 地元の人だろうか、散歩する人、ウォーキングする人、平日ながらこの参道を歩く人は多い。

 紫陽花が綺麗な参道

 

 三の鳥居は伊勢神宮の第61回式年遷宮の折、撤下された古材を用いて造られた。

 平成7年9月建立。

落ち着いた白木の三の鳥居

 

 三の鳥居の脇に大きな藤棚がある。

 ここ久伊豆神社は、国学四大人の一人『平田篤胤』(1776〜1843)縁の地

 彼の門人が奉納したこの藤を、彼はこよなく愛したそうである。

 樹齢200年のこの藤は、埼玉県指定天然記念物、藤の花の季節にまた訪れたい・・・。

平田篤胤も愛した藤棚

 

 藤棚の奥に池があり、その畔に『平田篤胤仮寓跡』がある。

藤棚奥の神池

 

 この手水舎は、延宝3年(1675年)建立。

 登龍門の彫刻が施され、立身出世の象徴なり。

登龍門の手水舎

 

 ここ、久伊豆神社の魅力のひとつに、庭園美がある。

 風情感じる鳥居、その奥に滝があり、見るものに落ち着きを与える。

笠木の曲線が美しい鳥居

 

 境内に『旧官幣大社南洋神社鎮座跡地遥拝殿』ある。

 国家神道の時代、昭和15年2月11日パラオに創建された『南洋神社』は敗戦とともに廃止される。

 三の鳥居とともに伊勢神宮の第61回式年遷宮の折、内宮板垣御門の古材を拝領し建立。

 大東亜戦争の戦没者を鎮魂する。

南洋神社鎮座跡地遥拝殿

 

 権現造りの本殿は、寛政元年(1789年)の建立。

 御祭神は大国主命、出雲の神を祀るここ久伊豆神社は、『平田篤胤』に愛された杜である。

 現在も市民に愛される地元の人々の憩いの場といった雰囲気。

 人々に愛され、皆が憩う場所というのも『杜』の条件のひとつだと思う・・・。

社殿

御朱印

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