日本の杜神社参拝日記 ☆宝登山神社参拝日記☆

日本武尊ゆかりの杜 宝登山神社

平成16年6月1日参拝

画像をクリックすると拡大します。

 

 長瀞ライン下りで有名な長瀞町、秩父三社のひとつ『宝登山神社』はここに鎮座する。

 秩父鉄道、長瀞駅前から一の鳥居が見える。

一の鳥居

 

 境内はよく整備されてる庭園の印象。

 写真左側の松は『相生の松』その傍らに『皇太子殿下ご成婚奉祝唱歌碑』建つ。

緑豊かな境内

 

 二の鳥居は白色の明神式鳥居。

 建つ姿は威厳を感じる。

二の鳥居

 

 二の鳥居をくぐりすぐに、『手水舎』がある。

手水舎

 

 荘厳な雰囲気漂う神域。

 この杜に対する崇敬の念を禁じえない。

階段を登り本殿へ

 

 本殿裏に日本武尊ゆかりの『玉の泉』がある。

 ここ秩父は、日本武尊東征神話の舞台の地、ゆえ日本武尊ゆかりの逸話が数多く残る。

本殿左側

 

 玉垣の隙間より『玉の泉』を覗き見る。

 『玉の泉』は、日本武尊が東征の折に兵とともにこの泉で禊をした。

 神話の舞台にしばし感動する。

玉の泉

 

 この神社の特徴は、境内に真言宗知山派の末寺『玉泉寺』が神仏分離以降も残っていることである。

 写真は山門である。

玉泉寺山門

 

 この山門の別名は『仁義門』

 仁義と書かれた扁額が掲げられることからそう呼ばれる。

仁義の扁額

 

 『玉泉寺』

 明治以降の神仏分離令以降は別当職は廃止したものの、今でもお寺として機能する。

 住職の常住は無いが神職がそれを兼務する。

 現在も250戸程の檀家を持ち、ここ長瀞に貴重な文化的習慣は残る。

玉泉寺

 

 白木で造られた本殿。

 権現造りの社殿は、弘化4年(1847)本殿再建工事を開始、明治7年(1874)に完成。

 神仏習合の時代に工事開始、神仏分離の時代に完成である。

 二つの時代にまたがって建築されたこの社は、今もなお神仏習合が暗黙の了解で存在する。

白木で造られた本殿
御朱印
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送