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本所児玉インターより国道462号をひたすら走る。
国道沿いに大鳥居が見え、金鑚の杜の入り口に到着する。
二の鳥居。
境内に入るやいなや、静かな清々しい空気が漂う。
国指定重要文化財の多宝塔。
仏塔建つ境内と、国道を挟んで向かいに金鑚大師が在る。
金鑚大師は、金鑚神社の別当寺であった、聖徳太子開創と伝えられる天台宗の寺院。
神仏習合の名残りである。
三の鳥居
玉垣と鳥居が神域を守る。
木々からの木漏れ日が清々しく、この杜が神域であり、鎮守であることを感じさせる。
杜に溶け込むような、手水舎。
色々な手水舎を見てきたが、ここまで自然と調和した手水舎を、見たことはない。
シンプルながら、天晴れなり。
神楽殿。
ここでの神楽を見てみたい・・・。
しばし、それを想像する・・・。
社殿脇に御岳山頂につづく道がある、俳句の石碑が並びそれをよみつつ山道を歩く。
登っていくと国天然記念物の鏡岩がある。
表面がつるつる、大理石みたいだが人工的に磨かれたのではない。
岩断層活動の時に摩擦によって表面が削られこのような平らになったそうだ。
私の好きな神社のひとつ、金鑚神社は武蔵二宮である。
社殿は拝殿のみ、本殿は無くご神体とする背後の御室岳に向かって参拝する。
この形式の社は珍しいものの、大自然に対する畏敬の念をそのまま表す。
本来、神社や鎮守の杜とはそうあるべきだと想う・・・。