日本の杜神社参拝日記 ☆高麗神社参拝日記☆

平成16年7月7日参拝

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 埼玉県日高市、西武新宿線「高麗駅」、JR八高線「高麗川駅」、大陸文化の匂いがする駅名がある。

 そこに鎮座する高麗神社、御祭神は高麗王若光、駐車場にある不思議な木柱・・・。

 なにやら面白そうな杜である。

 写真は一の鳥居、白木の明神鳥居。

一の鳥居

 

 二の鳥居も立派である、杜の匂いがしてくる。

二の鳥居

 

 鳥居の奥に手水舎、身を清めつつあることに気づく・・・。

 龍の水口なのだが・・・。

手水舎

 

 この龍の水口は極真空手の創始者、故大山倍達氏の奉納によるもの。

 氏は三峰神社で空手修行をしたこと等、埼玉の神社に縁があるようだ。

龍の水口

 

 手水舎の脇になにやら不思議なモニュメント何だろう???

???

 

 唐破風の神門、ここにかかる扁額が面白い。

神門

 

 高句麗神社と書かれる扁額、高麗神社の高麗は高麗(コウライ)ではなく高句麗(コウクリ)の意。

 高句麗は、隣国の韓国(朝鮮半島)で新羅を倒し統一した高麗(コウライ)とは別の王朝。

 高句麗は紀元前から中国北東部から朝鮮半島北部を領有し約700年間君臨した王朝。

 高麗王若光はその王族。

扁額

 

 本殿裏に高麗家住宅がある。

 茅葺屋根のこの住宅は国重要文化財。

 ここ日高市は昔、関東甲信に散在する高句麗系帰化人1799人を移住させ高麗群とした。

 続日本記に記される、元正天皇霊亀2年(716年)のことである。

高麗家住宅

 

 駐車場にある、将軍標(しょうぐんひょう)在日韓国人団体「大韓民国民団埼玉県本部」による奉納。

 これは韓国語でチャンスンという魔除の門柱、神社にある狛犬や鳥居と似た機能を持ったモニュメント。

 この杜は、朝鮮半島に縁があるゆえ大韓民国大使が参拝する等、隣国、韓国にも崇敬者は多い。

将軍標

 

 高麗王廟は高麗神社の隣にある真言宗の寺院、聖天院勝楽寺の境内にある。

 

高麗王廟

 

 渡来人を祀ったというところがクローズアップされる高麗神社。

 各地にある白髭神社の総本社である、高麗王若光が晩年白い髭を蓄えていたことがその由縁。

 そんな縁起とは裏腹に「いたって普通の清々しい神社」というのが感想である。

 これもまた、日本の杜である、宮司職は代々高麗王若光の末裔が世襲し現在59代目である。

社殿

御朱印

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