日本の杜神社参拝日記 ☆峯ヶ岡八幡神社参拝日記☆

新羅三郎義光公ゆかりの杜 峯ヶ岡八幡神社

平成16年8月12日参拝
 

 埼玉県川口市にある峯ヶ岡八幡神社、川口市の市街地を離れ、峯に鎮座する。

 写真は一の鳥居。
 
 
 
 
 
 
 
一の鳥居
 
 鳥居を抜けて参道を歩くも・・・、住宅街の真ん中なのである。
 突然池が現れる、見ての通り柵に囲まれていて、ある意味住宅街にマッチしている。
 池の真ん中に弁天社が祀られていて、もちろん神池のお約束ともいえる亀の甲羅干しの姿も見られる。
 周辺は住宅街になってしまっているが、往時の神域広さを伺わせるに足りる材料はそろっている。
 
 
 
 
 
弁天池
 
 両部鳥居見えると、がらっと雰囲気が変わって・・・、杜である。
 神域の入り口といった印象である。
 
 
 
 
 
 
 
鳥居
 
 参道はさらに神門へと続く、ここをくぐるとまたまた雰囲気が違うのである。
 
 
 
 
 
 
 
 
神門
 
 神門をくぐると一転して陽の雰囲気とでも言うのだろうか広くて明るい境内である。
 社殿の脇に御神木の大銀杏がある、この大銀杏にはこんな逸話がのこる、新羅三郎義光公が奥州下向の折
ここ峯ヶ岡八幡神社に参拝祈願した、その時二羽の白鳩がこの大銀杏にとまり東北に飛び去った。
 天を貫く大銀杏は、樹齢600年を超える大木である。
 
 
 
 
 
大銀杏
 
 その大銀杏の根元に並ぶ形のそろった石、力石である。
 力石は神社境内でよく見かけるがどのように使うものかと言うと、祭礼の時に氏子の若者が持ち上
げ力比べをする、江戸時代に盛んに行われその石には、奉納者や持ち上げた力持ちの名が刻まれる。
 
 
 
 
 
 
力石
 
 境内から、本殿を望む。
 玉垣に囲まれた朱の本殿は流れ造り、境内からその全貌を見ることが出来る。
 本殿は元禄10年(1697年)に再建、昭和17年に檜皮葺に改修、拝殿は入り母屋造りで昭和38年に改修され
 る。
 
 
 
 
 
本殿
 
 ここ峯ヶ岡八幡神社は新羅三郎義光公ゆかりの杜、神仏分離令以前の別当寺、新光寺が境内に隣接してい
るその名の由縁は羅三郎義公からとって新光寺とされる。
 この杜の特筆すべきは社宝の僧形八幡坐像である、仏門に帰依した八幡神(応神天皇)、八幡大菩薩の仏像

である、胎内文願の記録によれば弘仁8年(817年)に新造されたとされるこの仏像は本殿に安置しこれを祀る

県指定重要文化財である。
 この杜の創建は諸説あるが、僧形八幡坐像と同様に弘仁8年(817年)という説が一番古いようである。
 天正19年(1591年)には、徳川家康公により神領30石の寄進をうける、前述の新羅三郎義光公の白鳩の逸話
とともに源氏武将からの厚いが崇敬うかがえる八幡様である。
 
社殿

御朱印

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