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秩父多摩甲斐国立公園の表玄関、東京青梅市御岳に鎮座する武蔵御嶽神社。
写真は大鳥居だが、山岳系の神社には珍しい神明系鳥居。
梅林で有名な吉野街道沿いに建つ。
お約束とでも言おうか、険しい修験の山はケーブルカーで登る。
徒歩で1時間の山を約6分で登る便利なものがあるものだ・・・、と思いつつも・・・。
高所恐怖症の私には下を見る余裕などない。
ケーブルカーはガタンゴトンと急勾配を駆け上がる。
ケーブルカーの御岳山駅から整備された参道を歩くと鳥居がある。
ここから神社を望むことが出来る。
峰を望む参道は気持ち良い景色が続き思わず、ヤッホーと叫んでしまった・・・。
この先、宿坊街に続く。
宿坊が立ち並ぶエリアを過ぎると国天然記念物「神代ケヤキ」
社伝によれば日本武尊東征の時代から生い茂る。
大木である・・・、しばし見上げる。
土産物屋街を過ぎ、鳥居が見えてきてやっと神社らしくなってくる・・・。
手水舎で身を清め石段を登る。
鳥居から灯篭並ぶ石段を登るとすぐに、随身門が見える。
随身門をくぐる。
さらに参道の急な石段は続くのだが、参道脇に立ち並ぶ御嶽講、参拝記念の石碑が立ち並ぶ。
関東屈指の修験霊場、御嶽山は今も崇敬者が多い。
修験の山らしい銅鳥居。
何しろ急な石段がつづく。
社殿が見えてくる。
ブロンズの狛犬に迎えられる。
立派な狛犬、筋肉隆々。
社殿脇に旧本殿がある。
神明造りの本殿
ここ武蔵御嶽神社は、関東有数の修験道の霊山、奥の宮は日本武尊を祀る。
秩父の山々と同様の日本武尊ゆかりの山である。
修験の山なのだが秩父、奥武蔵と違い神仏習合色が全くと言っていいほど無い。
東京都(府)という為政者のお膝元ゆえ、お行儀がいい・・・、そんな印象を受けた。
御朱印