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紹介した通り境内にある建築物のほとんどが国重要文化財指定であるが、社殿ももちろんそれである、権現 |
造りの社殿は他の重文建築物と同時期の宝永3年(1706年)建立である。 |
創建は古く約1900年前に日本武尊が須佐之男命の御神徳を仰ぎ千駄木に祀ったのをはじめとする。 |
現在の鎮座地は五代将軍徳川綱吉公が世継として甥の松平綱豊(後の家宣公)を養子とした後、甲府藩主 |
松平家下屋敷であったこの地を奉納遷座し、次期将軍の産土の神として壮麗なる社の建立が始まる天下普請 |
の大造営である、家宣公が六代将軍を継ぐと将軍の産土神として幕府はもとより庶民からも厚い崇敬を受けた。 |
季節にはつつじの花が咲き乱れるつつじが岡は有名で、3000本のつつじが神域を彩る。 |
またつつじの季節に参拝したい、そう思わせる杜である。 |
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