日本の杜神社参拝日記 ☆豊川稲荷参拝日記☆

仏教のお稲荷さん 豊川稲荷東京別院

平成16年8月4日参拝
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 東京赤坂に近い青山通り沿いに豊川稲荷は鎮座する、派手な朱の提灯が目をひく。
 地図上でも鳥居マークが印されており、私は今まで神社だと思っていた。
 曹洞宗の寺院だと知ったのは、本当につい最近のことである。
 
 
 
 
 
 
朱の提灯が派手である。
 
 鳥居は無く、山門に出迎えられる。
 
 
 
 
 
 
 
 
山門
 
 手水舎、神社参拝の時と同様に身を清める。
 
 
 
 
 
 
 
 
手水舎
 
 一対の狐が本殿を守る。

 銅製の狐、なかなか凛々しい立ち姿。

 ダキニ天は、狐に乗った姿で現される、お稲荷さんの御眷属が狐なのはここからきている。
 
 
 
 
 
 
銅製の狐
 
 江戸時代の名奉行、大岡越前守忠相公廟。
 忠相公は邸内に豊川稲荷を祀り深く信仰していたそうである。
 
 
 
 
 
 
 
大岡越前守忠相公廟
 
 奥の院、参道に幟旗が立ち並ぶ、幟旗は崇敬者からの奉納品である。
 神社ならば鳥居が林立するのだろうが、この辺が寺院なのだろう。
 
 
 
 
 
 
 
奥の院
 
 七福神の石造は奥の院脇から奥に入るとずらり勢ぞろい。
 
 
 
 
 
 
 
 
七福神の石造
 

 寺院の割には仏像が少ない印象、そんな中、寺務所前に子宝観世音菩薩がある。

 子宝の名前通り子宝、子孫繁栄のご利益がある。
 
 
 
 
 
 
 
子宝観世音菩薩
 
 ここ豊川稲荷東京別院は、日本三大稲荷の一つ愛知県の三州本山豊川稲荷(圓福山妙厳寺)の直轄別院で
赤坂一ツ木の大岡邸にあったものを明治20年に奉遷した。
 愛知県の三州本山豊川稲荷は明治の神仏分離令の折、宇迦之御魂神を祀っているのではなく本尊ダキニ天
を主張して譲らずそれを乗り切ったそうだ、他の神社から比べるとなんとも強引な話である。
 境内の配置、権現造り本殿(本堂と言うべきか?)どう観察しても鳥居が無いこと以外は神社である。
 天部信仰の寺院はこの形式(神社形式の寺院)が多いが、天部の仏の多くはインドの土着の神(ヒンドゥー教
の神等)が仏門に帰依したとされるものが多く元々神仏習合なのだ。
 神仏分離以降も仏教、神道両者から信仰される稲荷信仰はある種完成された感のある信仰形態である。
 
本殿

御朱印

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