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街道の宿場町、浦和宿の雰囲気が今なお残る、旧中仙道沿いに鎮座する『調神社』
『つきじんじゃ』と読み地元では『つきのみやさま』と呼ばれ親しまれる。
この神社に鳥居は無い、伊勢神宮へ奉納する貢物を運び出すのに邪魔だから無いそうだ。
鳥居がないことから始まり、この杜の変り種は多い・・・。
これも変り種、狛犬ではなくうさぎに出迎えられる・・・。
何の変哲も無い手水舎なのだが・・・。
ここにもうさぎが・・・。
さらに・・・、池の中にもうさぎがいる。
この鳥居の奥に旧本殿がある。
現在は稲荷神社。
神社裏に大木発見。
このケヤキの大木をはじめ、ここ『調神社』の杜に生える木々は、さいたま市天然記念物に指定される。
なんとも不思議なうさぎワールドだった『調神社』、サッカーチーム『浦和レッズ』も必勝祈願に訪れる。
何ゆえうさぎかというと『調』(つき)を月として『月待信仰』に結びつき、うさぎがこの社を守るようになったとか。
稲荷神社の狐、秩父の三峰神社のおおかみ、日枝神社の猿、そしてここ『調神社』のうさぎ・・・。
眷属信仰の奥の深さを感じた。